【11月18日 Xinhua News】中国外交部の趙立堅(Zhao Lijian)報道官は17日の定例記者会見で、中・米両国がメディア関連事項で合意した3点の共通認識について、次のように述べた。

 中米両国は複数回にわたる協議を経て、このほど、相互尊重と対等互恵の原則に基づき、メディアに関する3点の共通認識に達した。①双方は相手国で働く現職の常駐記者が防疫政策と領事規定を厳格に順守することを前提に、正常に相手国に出入りできるよう保障する。②双方は相手国の記者に1年間に複数回の入国ビザを発給する。米国は直ちに国内手続きを開始し、中国人記者のビザ滞在期間問題を解決することを約束した。中国は米国の政策措置が完了した後、中国に駐在する米メディアの記者に同等の待遇を与えることを約束した。③双方は法律と規則に基づき、申請要求を満たす新任常駐記者のために対等にビザを審査、承認する。

 趙報道官はまた、この成果が容易に得たものではなく、双方のメディアの利益に合致するものであり、大切にする価値があると表明。米国が約束を守り、関連措置と政策をできるだけ早く実行に移し、中国と共に努力し、両国のメディア関係者が相手国で仕事や生活をするための良好な条件を作ることを希望すると述べた。(c)Xinhua News/AFPBB News