【11月17日 CGTN Japanese】2022年北京冬季五輪の延慶会場にある国家アルペンスキーセンターで15日、数十台の人工降雪機の音が鳴り響き、初の造雪作業が始まりました。 

 今年、冬季五輪の造雪作業に参加する国内外の担当者計20人はいずれも業界の経験者で、2チームに分かれて、24時間体制で作業を続けているとのことです。 

 現在、山頂の夜間の最低気温は氷点下11度に達します。風速は秒速11メートルにもなる上、風向きも不安定です。造った雪をコースに投入するため、作業員は1時間ごとに造雪状況を確認しています。造雪作業期間中に170台の設備が投入され、1月中旬に終了する予定です。 

 造雪には主に競技会場に近い延慶区仏峪口ダムの水が使われ、白河堡ダムと官庁ダムでは予備の供水の準備が行われています。造雪の質を確保するため、水はろ過されて生活用水の水準に達しており、造られた雪はよりきらきらと輝いたものとなります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News