【11月17日 CGTN Japanese】アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中のドバイ航空ショーで、中国が独自開発した関連製品に大きな注目が集まっています。 

 目玉製品の一つは、中国企業が開発した無人ヘリコプター「ゴールデンイーグルCR-500(金雕CR500)」です。テールローター(尾部回転翼)のない設計で、機体は従来の無人ヘリよりも3分の1短く、飛行や制御の柔軟性が向上し、駐機や輸送などの機能も優れているということです。 

 来場者は「中国製品の増加を目のあたりにしている。10年前までは全く知らなかったが、今は中国からのあらゆる製品に注目している。最も先進的な技術と製品で、あらゆる分野で応用されている」と話しました。 

 今回、製品展示以外にも、製品の研究開発や人材育成などを中心とした中国・アラブ首長国連邦・企業間共同研究室が設立されました。 

 14日から5日間にわたって開催されているドバイ航空ショーには、昨年アラブ首長国連邦と国交正常化を実現したばかりのイスラエルを含む148の国・地域から1200社が出展しています。期間中、8万5000人以上の来場者が見込まれており、1989年初開催以来、最大規模となります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News