■第1段階の住民は「最大200万人」

 シシ大統領は大型インフラ事業に自らの威信を懸け、エジプト各地で新都市建設を進めている。

 その中でも新首都は「最大のプロジェクト」だと工事を請け負う主要建設企業の広報担当者、ハリド・フセイニ(Khaled al-Husseini)氏はAFPに語った。プロジェクトの第1段階は「250平方メートル相当で、最大200万人の住民受け入れが可能だ」という。最終的には全体で600万人以上を擁する都市となる計画だ。

 新首都は「スマートシティー」としてより快適なライフスタイルを提供し、最新鋭の病院や学校、大学も設置されるとフセイニ氏は誇らしげだ。まずは約5万人の公務員が移り住み、その後3年間で人口は倍増する見込みだ。

 さらに45億ドル(約5100億円)規模のモノレール敷設事業により、新首都は大カイロ圏(Greater Cairo)と結ばれる予定で、フランスの重電機器大手アルストム(Alstom)が2編成の車両を納入済みだ。また収容人数3000人の巨大なモスク(イスラム礼拝所)も2019年にすでに開設されている。