【11月16日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間16日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は510万5488人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億5371万9560人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 15日には世界全体で新たに4916人の死亡と35万6448人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはロシアの1240人。次いでウクライナ(838人)、ハンガリー(304人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに76万4365人が死亡、4722万1647人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は61万1346人、感染者数は2196万766人。以降はインド(死者46万3852人、感染者3445万6401人)、メキシコ(死者29万1204人、感染者384万6508人)、ロシア(死者25万7837人、感染者914万5912人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの609人。次いでブルガリア(378人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(368人)、モンテネグロ(353人)、北マケドニア(352人)、ハンガリー(333人)、チェコ(295人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が153万1068人(感染4631万707人)、欧州が146万545人(感染7889万5262人)、アジアが88万4365人(感染5654万6714人)、米国・カナダが79万3711人(感染4897万1490人)、アフリカが22万767人(感染856万5686人)、中東が21万1980人(感染1414万5140人)、オセアニアが3052人(感染28万4565人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP