中国経済発展の新たなエネルギーを奮い立たせる
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【11月16日 People’s Daily】今年第1〜3四半期の中国の国内総生産(GDP)は前年同期比で9.8%増となり、年間6%以上の予想目標を上回った。第1〜3四半期の経済データを見ると、総量と速度に加え、構造の最適化、品質の向上がより注目に値する。中国経済は持続的に回復しつつあり、長期的にみて好転している。
「ベース効果」の消失、コロナ禍の衝撃、経済の下方圧力の増大などの影響を受け、下半期の世界主要経済体の予想成長率は引き続き低下している。このような背景のもと、中国の第1〜3四半期の経済は強い強靱(きょうじん)性を示した。強靱性はリスク防止能力にも表れ、構造の調整・最適化にも表れている。消費側から見ると、第1〜3四半期の社会消費財小売総額は前年同期比で16.4%増となり、アップグレード商品や家庭用品の販売の伸びは比較的速い。投資側から見ると、ハイテク産業と社会分野の投資が急速に成長している。対外貿易を見ると、貨物貿易の輸出入総額は前年同期比で22.7%増、電気機械製品の輸出は前年同期比で23%増となり、貿易構造の改善が続いている。また、全国都市部の新規就業者数と住民一人当たりの可処分所得の両方の増加は、経済発展の好調の基本要素を強固に支えている。
経済運用におけるより多くの質的変化要因の継続的な蓄積や、新たなエネルギーの着実な成長は、経済の下方圧力を効果的にヘッジした。供給側を見ると、第1〜3四半期に一定規模以上のハイテク製造業の付加価値は前年同期比で20.1%増となった。サービス業の成長による経済成長への貢献度は上半期より1.2ポイント向上した。新産業、新モデルが産業発展をより良い方向に導く。需要側から見ると、第1〜3四半期の最終消費支出の経済成長への貢献度は上半期より3.1ポイント向上し、アップグレード型消費とハイテク産業への投資が比較的早く成長し、需要構造が持続的に改善した。一連の前向きな指標の成長の確実性は絶えず高まり、今後一定期間の経済の安定的な成長の蓋然(がいぜん)性も高まっている。
内外からの多くの不確実性に、経済発展の確実性で対応する必要がある。中国は今後、市場の活力を引き出し、発展の原動力を増強し、内需の潜在力を解放し、中国経済の安定した長期的発展を持続的に推進する必要がある。マクロ面では、構造的ツールの活用と積極的な財政政策の相互協力を通じて、実体経済と中小企業の発展を重点的に支援し、市場の活力を刺激する。中間面においては、市場メカニズムの役割を十分に発揮させ、近年出現した新業態、新モデル、新産業を継続的に深掘りし、安定成長とリスク防止のバランスをしっかりと調整していく。同時に、炭素排出ピークアウト、カーボンニュートラルに向けた目標に着目し、経済成長とのバランスを図る。地域の統一計画を強化し、炭素取引市場の改善を加速し、新技術で伝統的エネルギー利用率及び新エネルギー代替レベルを向上させるなどの科学的かつ合理的な方式を通じて、関連目標の実現を秩序正しく推進し、質の高い発展の新エネルギーを奮い立たせる。
現在、中国経済の長期好転の基本要素は変わっておらず、経済の安定的な成長、安定的な回復を支える強靱性は変わっていない。質の高い発展を堅持し、改革と革新を持続的に推進する中国は、発展の持続的な原動力をさらに奮い立たせ、より強力な中国の能力で世界経済の回復のために貢献すると信じている。(c)People’s Daily/AFPBB News