【11月16日 Xinhua News】中国IT大手の騰訊控股（テンセント、Tencent）がこのほど発表した2021年第3四半期（7～9月）決算は、売上高が前年同期比13・0％増の1423億7千万元（1元＝約18円）、非国際財務報告基準（Non－IFRS）ベースの純利益は2・0％減の317億5千万元だった。　

　主要業務のうち、フィンテック・企業サービスは売上高が前年同期比30・0％増の433億2千万元と同社の成長をけん引するエンジンの役目を果たし、売上高全体に占める割合も3割に達した。同社は既に30業種以上の企業9千社余りと産業インターネット分野で協力関係を結んでいる。

　研究開発費は第3四半期が137億3千万元、1～9月期が前年同期比36・0％増の378億5900万元だった。　

　中国国内で未成年者のゲーム時間が規制されたことで、全ユーザーのゲーム時間に占める国内未成年ユーザーの割合は、9月が0・7％と前年同月の6・4％から低下。ゲーム収益に占める国内未成年者の割合も前年同月の4・8％から1・1％に低下した。(c)Xinhua News/AFPBB News