【11月16日 AFP】男子テニス、ATPファイナルズ(ATP Finals 2021)は15日、イタリア・トリノ(Turin)でシングルスのラウンドロビン2試合が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は第8シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)を7-6(7-4)、6-2で下し、白星発進を切った。

 歴代単独トップとなる通算7度目の年間1位を決めたジョコビッチは、今大会でロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に並ぶ最多6回目の最終戦制覇を果たし、シーズンの有終を飾りたいと考えている。

 試合後のオンコートインタビューで、イタリア語で話すことにこだわったジョコビッチは観客から大きな拍手を浴び、その後コートでは年間1位の表彰が行われた。

 ジョコビッチは「イタリアに戻ってくることができとてもうれしい。長年にわたる皆さんのサポートに感謝する。私にとってイタリアは第二の故郷のような場所」とコメントした。

 他の試合では第5シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)が第4シードで2019年大会王者のステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)に6-4、6-4で勝利した。

 ルブレフはチチパスにストレート勝ちを収めたものの、獲得ゲーム数で一つ上回るジョコビッチが順位表では首位に立っている。

 ここ数週間、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2021)やクレムリン・カップ(Kremlin Cup 2021)、パリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2021)でまさかの早期敗退を喫していたルブレフにとっては、見事な立て直しとなった。

 一方、肘のけがに悩まされている世界ランキング4位のチチパスは不調が続いており、準優勝に終わった6月の全仏オープン(French Open 2021)を最後にツアーでは決勝に進めていない。(c)AFP/Terence DALEY