米商務長官と通商代表が来日、鉄鋼・アルミ関税の協議開始で合意
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【11月15日 AFP】米国のジーナ・レモンド(Gina Raimondo)商務長官と米通商代表部(USTR)のキャサリン・タイ(Katherine Tai)代表が15日、来日した。2人はそれぞれアジアを歴訪予定で、共に日本が最初の訪問先となった。
萩生田光一(Koichi Hagiuda)経済産業相と会談したレモンド長官は、「米日関係は(中略)共有する経済的価値観にとって極めて重要だ。そのため、アジア歴訪でまずここ(日本)に来た」と述べた。
新型コロナウイルス危機からの世界経済の回復が半導体不足や生産問題によって妨げられている中、レモンド氏は半導体やサプライチェーンを含む幅広い分野での日米協力を呼び掛けた。
同氏は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米政権が日本から輸入する鉄鋼とアルミニウムに課した追加関税をめぐる協議については言及しなかったが、経済産業省の高官は、両国が「協議を開始することで合意した」と認めた。(c)AFP