【11月15日 CGTN Japanese】世界初の噴霧吸入型新型コロナウイルスワクチンが12日、2021第5回海南国際健康産業博覧会で発表されました。

 展示されたワクチンは中国軍事科学院軍事医学研究所の陳薇(Chen Wei)院士の率いるチームと、中国の大手医薬メーカーであるカンシノ・バイオロジクス社が共同開発したもので、第2期の治験段階で顕著な効果があり、現在、緊急使用の申請手続きが進められています。

 噴霧吸入型コロナワクチンは筋肉注射型ワクチンの5分の1の量で、同じ細胞免疫効果が得ることができます。また、注射型ワクチンを接種した後、吸入型ワクチンで免疫を強化し、高いレベルの中和抗体を得ることが可能だとしています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News