【11月15日 AFP】カナダテニス協会(Tennis Canada)は14日、フェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime)とデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov)の2選手が、25日に開幕する男子の国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2020-21)決勝ラウンドを欠場すると発表した。

 今年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)で4強入りを果たしたオジェ・アリアシムは、長引くけがに見舞われながらプレーしてきたため、デビスカップには出場せず今シーズンを終えると述べた。

 今月初めに行われたパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2021)では2回戦敗退となっていた同選手は「次のシーズンが始まるまでにこのけがを治せるよう、休養を取るべきだと主治医に勧められている」とコメントした。

 一方、13日に行われたストックホルム・オープン(Stockholm Open 2021)の決勝でトミー・ポール(Tommy Paul、米国)に敗れたシャポバロフも、「残念ながらデビスカップ決勝ラウンドには出場しない」と述べた。

「デビスカップで母国を代表するのはいつだってうれしいし名誉だが、オフシーズンに休養が必要」

 協会によれば、バセック・ポスピシル(Vasek Pospisil)、ブライデン・シュナー(Brayden Schnur)、ピーター・ポランスキー(Peter Polansky)を擁する代表メンバーには、30歳のスティーブン・ディエス(Steven Diez)が加わるという。

 計18か国で争われる今年のデビスカップ決勝ラウンドは、スペインの首都マドリード、イタリア・トリノ(Turin)、オーストリア・インスブルック(Innsbruck)の3都市で今月25日から12月5日まで開催される。(c)AFP