【11月13日 AFP】退任を控えたフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領の娘サラ(Sara Duterte)氏が、来年5月の副大統領選に立候補した。政府の選挙管理委員会が13日、明らかにした。

 フィリピンでは大統領の任期は憲法で1期6年限りとされており、再選を目指すことができない父親の後継者としてサラ氏が出馬するのではないかとみられていた。

 次期大統領には誰が望ましいかという世論調査でサラ氏は常に首位に立っていたが、この数か月間、一族が地盤とする南部ダバオ(Davao)の市長をもう1期務めたいと主張していた。しかし、今週になって突然、市長選への出馬を取り下げていた。(c)AFP