【11月14日 CGTN Japanese】中国教育部はこのほど、「青少年のうつ病予防・診断・治療サービスを提供する」と発表しました。

 各級の医療保健機関はうつ病の予防と治療の関連知識を身に付けるための研修を持続的に行い、非専門病院の医師を育成し、うつ病を診断する能力を高めることが義務付けられています。今後、健康診断センターと病院は気分の状態判断という項目を取り入れるため、受診者は健康診断を受ける際に自由に選ぶことができます。また、基幹医療衛生機関は実情に合わせて、気分の状態判断を導入します。精神科病院は定期的にうつ病のスクリーニングを行います。

 各高等学校と大学にはカウンセリングと悩み相談室を設置する他、メンタルヘルス教育のコースと専門の教師を導入します。今後、生徒や学生の健康診断にはうつ病のスクリーニング検査とメンタルヘルスの判断が取り入れられ、問題がありそうな生徒や学生を対象に重点的な対応が取られるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News