【11月10日 AFP】ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)受賞者でパキスタン出身の人権活動家マララ・ユスフザイ(Malala Yousafzai)氏(24)が9日、結婚したことをツイッター(Twitter)で公表した。英中部バーミンガム(Birmingham)の自宅でささやかな式を挙げた。

 ユスフザイ氏は夫のアッセール・マリク(Asser Malik)さんとの写真を投稿し、「きょうは私の人生で大切な日になった。アッセールと私は生涯のパートナーとして結ばれた」とつづった。

 さらに「バーミンガムの自宅で家族とささやかなニカー(イスラム教における結婚の契約)の儀式を行った。(中略)これからの旅路を共に歩んでいくことに胸が高鳴る」と続けた。

 ユスフザイ氏は2012年、下校途中にイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」に銃撃され、重傷を負ったが一命を取り留めた。その後は女子教育の重要性を訴えており、2014年にはノーベル平和賞を受賞した。(c)AFP