【11月9日 CGTN Japanese】上海で開催中の第4回中国国際輸入博覧会では、ハイエンドの手術支援ロボットが展示され、大きな関心を集めています。

　アイルランドに本部を置く医療機器大手メドトロニック社は、脊椎固定術の手術支援ロボットシステムを展示しています。このロボットシステムを用いた手術では、従来の手術に比べて出血量を50％減らすことができます。

　ドイツ・シーメンスの医療機器部門シーメンス・ヘルシニアーズは、血管内治療支援ロボットを出展しています。血管内のガイドワイヤーを、人間の手では実現できない1ミリ以下の精度で操作できるということです。

　このような手術支援ロボットは中国の多くの病院に導入されています。メーカーは、外科医が操作方法や手術技術を習得するための訓練センターも設立しているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News