【11月9日 Xinhua News】中国人力資源・社会保障部はこのほど、「2021年第3四半期(7~9月)全国人手不足100職種ランキング100」を発表し、第2四半期(4~6月)のランキングと比較した特徴として次の二つを挙げた。

 第一に、求人数と求職者数がいずれも減少し、市場需給が緩和した。人手不足が最も深刻な100職種の求人数は第2四半期の153万8千人から27・6%減の111万4千人、求職者数は51万7千人から19・2%減の41万8千人になり、人手不足は102万1千人から31・8%減の69万6千人に縮小した。求人数を求職者数で割った求人倍率は2・97から10・1%低下し2・67になった。

 第二に、生産・生活サービスと生産・製造関連の求人が旺盛だった。人手不足が深刻な100職種のうち74職種はこの2種類に属し、中心を占めている。速達便取扱員、フードデリバリー配達員、後方勤務管理員などの職種は順位を大きく上げ、保育員、美容師は初のランクインを果たした。初めて入選した24職種のうち製造業関連は17職種を占め、産業用ロボットシステム操作員、真空電子部品製造・取り付け・調整工などが入った。

 トップ10はほぼ安定、今回は溶接工、顧客サービス管理員がランクインし、不動産エージェント、計測機器製造工が消えた。(c)Xinhua News/AFPBB News