【11月8日 AFP】21-22スペイン1部リーグは7日、第13節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は後半アディショナルタイムに2失点を喫し、バレンシア(Valencia CF)と3-3で引き分けた。

 敵地メスタージャ・スタジアム(Mestalla Stadium)に乗り込んだアトレティコは、ルイス・スアレス(Luis Suarez)のゴールで先制するも、後半開始から間もなくステファン・サビッチ(Stefan Savic)がオウンゴールを献上した。

 その後、アントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)とシメ・ヴルサリコ(Sime Vrsaljko)の追加点で勝利を決定づけたかに思われたアトレティコだったが、後半アディショナルタイムにウーゴ・ドゥロ(Hugo Duro)に1点を返されると、その4分後にも同選手にヘディングでゴールを許し、またしても勝ち点2を落とす結果となった。

 公式戦の直近6試合のうち5度も2失点以上を喫しているアトレティコは緩慢な守備面の懸念が大きくなっており、チームはこの間に1勝しか挙げられていない。

 ドローに終わったアトレティコは、前日にラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)を下したレアル・マドリード(Real Madrid)との差が4ポイントに開いた。また、6日の試合ではFCバルセロナ(FC Barcelona)が3点差をセルタ(Celta de Vigo)に追いつかれるなど、今節は見事な同点劇が続いている。

 一方、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)はミケル・メリーノ(Mikel Merino)の先制点とアドナン・ヤヌザイ(Adnan Januzaj)のPKでオサスナ(CA Osasuna)に2-0で勝利し、首位の座をキープした。

 残り20分での2得点で勝利したソシエダは、消化試合数が一つ多い中で2位レアルとの勝ち点差を1のままとしている。

 また、セビージャFC(Sevilla FC)は10人のレアル・ベティス(Real Betis)に2-0で勝利し、セビリアダービー(アンダルシアダービー)を制した。(c)AFP