【11月8日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは7日、第11節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定にも助けられてエバートン(Everton)と0-0で引き分け、アントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督にとっては新天地での課題の大きさを実感する結果となった。

 リーグ戦の直近7試合で5敗を喫し、前週に前指揮官のヌーノ・エスピリト・サント(Nuno Espirito Santo)氏を解任していたトッテナムは、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)やインテル(Inter Milan)、チェルシー(Chelsea)でリーグ優勝を果たしたコンテ監督に指揮を委ねた。

 前週ミッドウイークに行われたヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2021-22)のフィテッセ(Vitesse Arnhem)戦に3-2で勝利したコンテ監督だが、敵地グディソン・パーク(Goodison Park)でのこの日の一戦では今後の課題をより現実的に感じることになった。

 決定機を欠いた試合は、VAR判定によって後半エバートンに与えられたPKが取り消されていなければ、トッテナムがあっさり敗れるという結果に終わっていてもおかしくはなかった。

 コンテ監督は、8月以来となるプレミアリーグでのクリーンシートを最初の成長の兆しとして挙げることもできるが、トッテナムの決定力不足は続いており、ハリー・ケイン(Harry Kane)は今季のリーグ戦でいまだ1得点にとどまっている。

 一方、アーセナル(Arsenal)は10人のワトフォード(Watford FC)を1-0で下し、ミケル・アルテタ(Mikel Arteta)監督の就任100試合目を白星で飾った。

 好パフォーマンスを見せていたGKベン・フォスター(Ben Foster)の前にフラストレーションを募らせていたホームのアーセナルは、エミール・スミス・ロウ(Emile Smith Rowe)が後半に均衡を破り、終盤にはユライ・クカ(Juraj Kucka)の退場で数的優位となった。

 公式戦で10試合負けなしとなったアーセナルは、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)とマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を抜いて5位に浮上した。

 他の試合では、リーズ・ユナイテッド(Leeds United)とレスター・シティ(Leicester City)が1-1で引き分けた。

 また、リーグ戦5連敗中のアストン・ビラ(Aston Villa)はディーン・スミス(Dean Smith)監督の解任を発表した。

 2019年にビラをプレミアに昇格させたスミス監督だが、今季は開幕から結果を残せておらず、敵地で0-1で敗れた5日のサウサンプトン(Southampton FC)戦が解任の決定打となった。

 前日には最下位ノリッジ・シティ(Norwich City)もダニエル・ファルケ(Daniel Farke)監督の任を解いており、今季のプレミアリーグで指揮官が交代になるのはこれで5人目となる。(c)AFP