【11月7日 AFP】ラグビーテストマッチが6日に行われ、ニュージーランドは敵地で47-9でイタリアに勝利した。

 オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)は79キャップ目のデーン・コールズ(Dane Coles)が10分間で2トライを挙げたが、60分ごろまでは規律の取れたイタリアに苦しめられた。

 テストマッチ通算トライ数を20に伸ばしたコールズは、動画配信サービスのアマゾン・プライム(Amazon Prime)に「彼らのプレーを評価しなくてはいけない。かなりのプレッシャーをかけられた」と話し、「キックゲームも素晴らしかったし、こちらはボールを落とすことが多かった。相当努力しなければならなかった」と続けた。

 オールブラックスはノックオンに加え、ブレークダウン時の規律の乱れもあって25分まではイタリアに主導権を握られるなど、米国とウェールズに快勝した前の2試合とは違い、序盤に得点を挙げられなかった。

 それでもフィンレー・クリスティー(Finlay Christie)のトライで先制したオールブラックスは、コールズが30分過ぎにこの日最初のトライを決めると、さらに前半終了間際に2本目のトライを記録した。

 イタリアがパオロ・ガルビシ(Paolo Garbisi)のペナルティーゴール(PG)で得点する中、後半もエンジンのかからなかったニュージーランドは残り17分からセブ・リース(Sevu Reece)とホスキンス・ソトゥトゥ(Hoskins Sotutu)のトライとアサフォ・アウムア(Asafo Aumua)の2トライで得点を重ねた。

 来週、ニュージーランドはアイルランドとの対戦を控えている。(c)AFP