ロシアがBJK杯優勝も「醜い」選手変更が遺恨残す
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【11月7日 AFP】女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(Billie Jean King Cup 2020-21)は6日、チェコ・プラハで決勝ラウンド決勝が行われ、ロシアテニス連盟(RTF)がスイスに勝利して初代王者に輝いた。しかしスイス側は、ロシアが試合直前で選手を変更したのはルール違反だと示唆し、すっきりしない優勝となった。
ロシア連盟はダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)が6-2、6-4でジル・タイシュマン(Jil Teichmann)に勝利すると、リュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)が東京五輪女王のベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic)に3-6、6-3、6-4の逆転勝ちを収め、前身のフェドカップ(Fed Cup)時代を合わせると5回目の優勝を飾った。
チームメートと勝利を喜び合ったサムソノワは、「今はいろいろな感情があふれている。今は体が震えるようで、本当に信じられないし、信じられないほどうれしい」と喜び、「きょうはテニスを超えた素晴らしいファイトだった」とコメントした。
ところが優勝に水を差すかのように、スイスはロシア連盟がアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova)から好調サムソノワに直前で出場選手を代えたのはルール違反だと主張している。
スイスのハインツ・ギュンタード(Heinz Guenthardt)監督は「試合が始まる15分前になって、相手が1番手から4番手に選手を交代したことを伝えられた」と明かした。「本当にけがなら残念だが、意図的だとすれば違反だろう」と続け、「そのことでこちらが混乱したのは間違いない」と話した。
ベンチッチも「正直に言って醜いやり方だと思う」と話し、「今はただ、とてもがっかり」と続けた。
ロシア連盟のイゴール・アンドレエフ(Igor Andreev)監督は、パフリュチェンコワは出場したがっていたが「ウオーミングアップで100パーセントを出せないと感じたため、選手を変更した。それだけだ」とコメントしている。
パフリュチェンコワは、以前から「膝の問題」があったと話し、スイス側の非難を「失礼」と呼んだ。
「スポーツでは敗北を受け入れ、学ばなくてはならないと思う」 (c)AFP/Jan FLEMR