【11月7日 CGTN Japanese】中国国家電網(国営の電力配送会社)が上海で建設していた国内初の35キロボルト・キロメーター級超高温電導ケーブルモデルプロジェクトが3日、全線開通しました。超電導ケーブルの長さは数百メートルから1キロ以上に伸び、電力送電システムの建設分野におけるコアとなる技術の難関が突破され、実用へのラストスパートの段階に入ろうとしています。

 高温超電導による送電とは、零下200℃に近い液体窒素の環境下で超電導材料の超電導特性を利用して電力伝送媒体の抵抗をゼロに近づけ、電力の消耗をゼロに近づけることで低電圧レベルの大容量送電を実現することです。

 このモデルプロジェクトは高温超電導ケーブル送電技術の国内初の商業化への道を開くものです。プロジェクトの所在地は上海市中心部の徐家匯地区で、路線の総延長は約1.2キロメートルあり、核心技術の自国開発率は100%に達しています。このプロジェクトは完成後に運用を開始すれば、世界最大の伝送容量を持つ、最長距離の完全商業ベースの35キロボルト超電導ケーブルプロジェクトになります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News