【11月5日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)は4日、グループG第4節が各地で行われ、セルティック(Celtic)は古橋亨梧(Kyogo Furuhashi)のゴールなどでフィレンツバロシュTC(Ferencvaros TC)を3-2で下し、決勝トーナメント進出の可能性をつないだ。またグループDのフランクフルト(Eintracht Frankfurt)に所属する鎌田大地(Daichi Kamada)もゴールを奪い、チームの勝利に貢献した。

 敵地での一戦に臨んだセルティックは古橋、ジョタ(Joao Pedro Neves Filipe 'Jota')、リエル・アバダ(Liel Abada)の得点で競り勝ち、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)に0-4で大敗した2位レアル・ベティス(Real Betis)に1ポイント差と迫った。

 ムサ・ディアビ(Moussa Diaby)の2得点などでベティスを下した首位レバークーゼンは、残り2試合で1ポイントを挙げれば組首位通過が決まる。

 鎌田の同点弾などでアウェーでオリンピアコス(Olympiacos)を2-1で下したフランフルトは、決勝トーナメント進出を決めた。

 グループHのウェストハム(West Ham)もアウェーでKRCヘンク(KRC Genk)と2-2で引き分け、勝ち上がりを確定させている。

 同じイングランド・プレミアリーグ勢でグループCのレスター・シティ(Leicester City)は、ホームでスパルタク・モスクワ(Spartak Moscow)と1-1の引き分けに終わり、課題を残す結果となった。後半に獲得したPKをジェイミー・バーディー(Jamie Vardy)が外してしまったレスターは、3位のままとなっている。

 イタリア・セリエAで首位に立つ同組のナポリ(SSC Napoli)は、レギア・ワルシャワ(Legia Warsaw)に4-1で勝利。同チームを1ポイント上回って首位に浮上し、レスターに勝ち点2差をつけている。

 グループAのオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)はスパルタ・プラハ(Sparta Prague)に3-0で勝利し、16強入りを決めた。

 同組のグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)はブロンビーIF(Brondby IF)に先制されながらも1-1で引き分け、決勝トーナメントに進めるかどうかは残り2試合の結果次第となった。

 グループEのオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)はラツィオ(SS Lazio)と2-2のドロー。ガラタサライ(Galatasaray)もロコモティフ・モスクワ(Lokomotiv Moscow)と1-1で引き分けた。

 グループB首位のASモナコ(AS Monaco)はPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)と0-0の引き分けに終わり、こちらもSKシュトゥルム・グラーツ(SK Sturm Graz)と1-1のドローに終わったレアル・ソシエダ(Real Sociedad)との勝ち点差を2のままとした。(c)AFP