【11月6日 AFP】シリア北西部イドリブ(Idlib)県アルマナーズ(Armanaz)で、オリーブの搾りかすを固めた暖房燃料「ビリン」が作られている。

 オリーブからオイルを搾った後に残るかすを専用の機械で円筒形に固め、15日間日干しする。十分に乾燥したら袋に詰め、地元の住民や流通業者に提供する。

 小人数の家庭なら1~1.5トンのビリンを購入する。価格は200~230ドル(約2万3000~2万6000円)程度。ディーゼル燃料ならひと冬の暖房費に400~500ドル(約4万6000~5万7000円)程度かかる。

 映像は10月16日撮影。(c)AFP