【11月4日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)の監督就任がうわさされるシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)氏が3日、「家に帰るのを楽しみにしている」と語り、「数時間か数日のうちに」指揮官として古巣に復帰できるよう、カタール1部リーグのアル・サード(Al-Sadd)とのクラブ間合意を期待していると話した。

 バルセロナは、シャビ氏をロナルド・クーマン(Ronald Koeman)氏の後任に据えたいと考えているが、シャビ氏は2019年に指揮官に就任したアル・サードとの契約を2年残している。

 この日3-3で引き分けたアル・ドゥハイルSC(Al Duhail SC)戦後に、シャビ氏は「両クラブは話し合っており、解決しなければならない」とコメントした。

「ご想像の通り、私は家に帰るのを楽しみにしているが、これは敬意の問題だ。私には契約があり、二つのクラブは合意しなければならない」

「家に帰ること、そしてバルセロナの監督になることに胸を躍らせている。それには多くの責任を伴うが、とても興奮しているし、意欲にあふれている」

 シャビ氏はアル・サードとの契約には「取るに足らない解除条項」があると明かしており、その額は500万ユーロ(約6億6000万円)と報じられている。

 クラブ間の合意を楽観しているシャビ氏は、「私はとてもポジティブだ。それが私だ。自分の気持ちは一貫して明確に示している。数時間か数日の問題だと思う。彼らは私の立場を理解している。解決するよう願っている」と話した。(c)AFP