【11月3日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間3日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は501万2784人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億4754万2000人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 2日には世界全体で新たに8367人の死亡と43万3415人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1201人。次いでロシア(1189人)、ウクライナ(720人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに74万8621人が死亡、4617万1230人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は60万8071人、感染者数は2182万1124人。以降はインド(死者45万9191人、感染者3430万8140人)、メキシコ(死者28万8733人、感染者381万1793人)、ロシア(死者24万2060人、感染者863万3643人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの607人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(355人)、ブルガリア(350人)、北マケドニア(344人)、モンテネグロ(336人)、ハンガリー(320人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が152万2161人(感染4596万5120人)、欧州が140万8593人(感染7498万2667人)、アジアが87万3696人(感染5595万5125人)、米国・カナダが77万7633人(感染4788万9315人)、アフリカが21万8577人(感染851万56人)、中東が20万9281人(感染1397万7936人)、オセアニアが2843人(感染26万1785人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP