川西北草原のチベット族牧畜民、冬の牧場へ移動を開始 四川省紅原県
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【11月5日 Xinhua News】中国四川(Sichuan)、甘粛(Gansu)、青海(Qinghai)3省にまたがる川西北草原ではこのところ気温が低下し、地元のチベット族牧畜民が牛や羊、馬などの家畜を連れて、山奥にある夏の牧場から交通の便が良く水や草も豊かな冬の牧場へ年に1度の移動を始めている。
同草原の牧畜民が冬の牧場で放牧する期間は1年の3分の2を占め、冬の牧場は牧畜民の定住地にもなっている。移動距離は近いところで10~20キロ、遠いところで100キロ以上あり、50キロ以上を移動するには2日かかる。(c)Xinhua News/AFPBB News