2070年までに排出ゼロ目指すインド、砂漠一面のソーラーパネル
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【11月3日 AFP】インド西部ラジャスタン(Rajasthan)州の砂漠には、約1000万枚の太陽光パネルが設置されている。人口の少ない砂漠地帯を有効活用し、再生可能エネルギーによる発電量を増やす狙いだ。
施設では、太陽光パネルの砂やほこりを除去するためのロボットが導入されている他、数百人が監視に当たっている。
インドのグリーンエネルギーは、この10年間で約5倍に増えた。ラジャスタン州当局は、「砂漠の州」と呼ばれる過疎地域に進出する自然エネルギー企業にインセンティブを付与している。
ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相は1日、英グラスゴーで始まった国連(UN)気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の首脳級会合で、2070年までに温室効果ガス排出の実質ゼロを目指すことを表明した。
国際エネルギー機関(IEA)によると、インドは急増する人口に対応するため、今後20年間で欧州と同規模の電力システムを追加で構築する必要がある。また、大都市の大気汚染についても対応が求められている。(c)AFP