レアルがシャフタールに辛勝、精彩欠くもベンゼマ2G 欧州CL
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【11月4日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は3日、グループD第4節が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)の2得点でシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)を2-1で下し、決勝トーナメント進出に前進した。
ベンゼマの先制点で大会でのクラブ通算得点が1000に達し、史上初の快挙を遂げたレアルだったが、本来のパフォーマンスとは程遠く、本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)にブーイングが鳴り響くシーンもあった。
前半終了間際に追いつかれたレアルだったが、その後ベンゼマが決勝点を挙げて勝利。いずれの得点も好調ビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)のアシストだった。
今季ベンゼマは14試合で13得点を挙げている。
レアルはインテル(Inter Milan)に2ポイント差でグループD首位につけているが、またしても精彩を欠いてファンの不評を買った。
レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、「(ブーイングは)理解できる。ファンのことはよく分かっている。彼らの要求は高い。スタートは良かった。その後落ちてしまったが、それはよくあること。ファンがブーイングで目を覚まさせてくれたのは良かった。チームを助けてくれた」とコメントした。
後半にマルセロ・ブロゾビッチ(Marcelo Brozovic)、ミラン・シュクリニアル(Milan Skriniar)、アレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)がゴールを決めたインテルは、FCシェリフ・ティラスポリ(FC Sheriff Tiraspol)の反撃をアダマ・トラオレ(Adama Malouda Traore)の1点に抑え、敵地で3-1で勝利した。(c)AFP/Thomas ALLNUTT