エベレストのふもとには登山の町ができた 中国
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【11月3日 People’s Daily】10月10日、「世界の頂点・登攀者(とうはんしゃ)フォーラム」活動及び「扎西宗珠峰小鎮(ザシゾンエベレストの町)」開鎮式典が中国チベット自治区(Tibet Autonomous Region)シガツェ市(日喀則、Shigatse)で開催された。「エベレストの町」プロジェクトは上海のチベット支援が計画・投資・建設し、エベレストのふもとにあるティンリ県(定日、Tingri)のザシゾン郷(Zhaxizong)に位置し、標高は約4300メートルで、エベレスト区域の多くの景勝地への必ず通らなければならない道となる。
さまざまなインフラの改善により、エベレストの町は周辺の景勝地のサービス保障能力を大幅に向上させる。町は「登山者の家」登山文化陳列館、キャンピングカー野営場、高級ホテルなどの観光施設を建設し、また診療所、酸素ステーションなどの施設を新設し、効果的にサービス能力を向上させる。このほか、町は生活ごみの分別回収・中継処理センターを建設し、汚水処理プロジェクトを立ち上げ、現地の影響を緩和し、エベレスト生態環境を保護する。
当該プロジェクトの投入・利用はチベットでの山地アウトドアスポーツ従事者により多くの観光の選択肢を提供し、チベットの登山アウトドア産業化のさらなる発展に重要なハードウエアサポートを提供する。紹介によると、エベレストの町は特色あるスポーツ産業の発展を促進し、チベット登山スポーツのサービス保障能力を向上させ、地域経済構造のモデル転換を加速させ、農村振興と新型都市化の発展を推進するために積極的な意義があるという。
これはシガツェが近年エベレスト生態文化観光の建設に注力する複数の措置の1つだ。シガツェは世界レベルの山地観光や登山アウトドアスポーツ資源が多く、発展の潜在力が大きい。ここ数年、シガツェは「高原の独特な地形、豊かな文化遺産」という生来の資源に立脚し、エベレストの観光資源に基づきインフラを最適化し、観光地沿線の村の環境を改善し、観光商品を最適化し、地元の観光産業とアウトドアスポーツ産業のモデル転換・質向上・アップグレードを継続的に促進している。上海市第9陣チベット幹部連絡組長で、シガツェ市党委員会副書記の孟文海(Meng Wenhai)氏は、シガツェは観光資源が豊富で、貧困脱却堅塁(けんるい)攻略を推進することで農村の振興につながり、大いにやりがいがあると述べた。シガツェ市党委員会・市政府の強力な支援の下で、上海のチベット支援幹部は全力でエベレストの町の建設を推進し、付帯施設の質を絶え間なく向上させ、「環エベレスト生態文化観光圏」の核心ランドマークを構築することに注力している。
また、10月9日、「エベレスト国際登山産業運営サービスセンター」の除幕式がシガツェエベレスト文化観光クリエーティブ産業園区で行われ、国家体育総局は自治区体育局に委託しシガツェに「チベットシガツェ国家高海抜登山訓練基地」を授与した。これはチベット初の国家級総合型高原訓練基地となり、シガツェ山地アウトドアスポーツの発展の新たなスタートを意味し、この産業を重点とするシガツェ文化・観光産業に新たなチャンスをもたらす。(c)People’s Daily/AFPBB News