【11月1日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間1日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は499万7407人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億4662万7420人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 10月31日には世界全体で新たに4674人の死亡と31万4844人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはロシアの1155人。次いでルーマニア(427人)、ウクライナ(298人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに74万5836人が死亡、4597万1267人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は60万7824人、感染者数は2181万855人。以降はインド(死者45万8437人、感染者3428万5814人)、メキシコ(死者28万8365人、感染者380万7211人)、ロシア(死者23万9693人、感染者855万4192人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの607人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(350人)、ブルガリア(344人)、北マケドニア(342人)、モンテネグロ(335人)、ハンガリー(318人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が152万992人(感染4592万8156人)、欧州が140万516人(感染7444万2133人)、アジアが87万1333人(感染5586万9168人)、米国・カナダが77万4805人(感染4768万5679人)、アフリカが21万8214人(感染850万1351人)、中東が20万8741人(感染1394万2513人)、オセアニアが2806人(感染25万8425人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP