【11月1日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会は1日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から10月31日に報告を受けた新型コロナウイルスの新規感染者(無症状感染者除く)が92人だったと発表した。市中感染症例は59人(黒竜江省27人、甘粛省10人、河北省9人、内モンゴル自治区6人、寧夏回族自治区3人、浙江省1人、江西省1人、山東省1人、青海省1人)で、残り33人は海外で感染したと思われる輸入症例(上海市9人、浙江省8人、雲南省4人、福建省3人、山東省3人、四川省3人、内モンゴル自治区1人、広西チワン族自治区1人、重慶市1人)だった。市中感染症例の3人(すべて河北省)と輸入症例の12人(浙江省8人、四川省2人、福建省1人、広西チワン族自治区1人)は無症状から発症が確認された。

 新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は1人(上海市での輸入症例)増えた。新たに退院した人は37人で、経過観察が解除された濃厚接触者は3717人だった。

 1日午前0時時点の中国本土の感染者数は869人(33人は重症)。うち輸入症例患者は386人(重症はなし)で、感染の疑いがある患者は5人だった。輸入症例の累計感染者数は9637人で、9251人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。

 10月31日に新たに確認された無症状感染者は24人で、内訳は市中感染症例が7人(江西省4人、雲南省3人)、輸入症例が17人だった。同日確定診断された感染者は15人(うち輸入症例12人)で、経過観察が解除されたのは10人(うち輸入症例9人)だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は398人(うち輸入症例351人)となっている。

 1日午前0時時点の中国本土の累計感染者数は9万7243人で、退院者は9万1738人、死者は4636人。特定された濃厚接触者は累計125万5691人で、4万1548人が今も経過観察を受けている。

 香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計2万8835人で、内訳は香港特別行政区が1万2346人(退院1万2034人、死者213人)、マカオ特別行政区が77人(退院73人)、台湾地区が1万6412人(退院1万3742人、死者847人)となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News