中国と世界で発展の機会をシェアする
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【11月2日 People’s Daily】11月5日から10日まで、第4回中国国際輸入博覧会(CIIE)が上海で開催される。新型コロナウイルスが世界中にまん延し、世界経済回復が鈍化している中、第4回輸入博の開催は世界と市場機会を分かち合い、世界経済の回復を推し進めたいという中国の願いを体現するものだ。
第1回輸入博には国内外から40万人のバイヤーが集まり、第2回輸入博までに商談成立金額は累計700億ドル(約8兆円)を超え、第3回輸入博では180以上の国と地域、国際組織から3800以上の企業が集まった。
第4回輸入博覧会の展示スペースは36万平方メートルを超え、参加予定の企業数、国・地域の数はいずれも前回を上回る。世界500強のリーディングカンパニーが軒を連ね、リピート率は80%を超える。また、ユニークなものづくりをしている国外中小企業の参加が増えた。
輸入博では、大口の新製品・新技術・新サービスが発表される。上海の国家展示コンベンションセンター輸入博覧会展示部門の周伶彦(Zhou Lingyan)副社長によれば、第4回輸入博では食品および農産物・自動車・化粧品などの展示区で、それぞれの分野における世界有数の企業やブランドが一堂に会し、技術設備の展示区では多くの製品が世界で初めて披露される。サービス貿易区でも、インフォメーションや国際運送など多分野のリーディングカンパニーが集う。
今回の輸入博覧会では従来の6分野の他、クリーンエネルギーや集積回路、デジタル工学など13の専門エリアを新たに設けた。世界中で質の良いイノベーションを行う零細企業をサポートするため、技術設備・自動車・医療の3エリアにはインキュベーション専門エリアを創設した。100社近くがAI・健康科学技術・自動運転などの展示を行う。同時にシンポジウムなども開催し、スタートアップ企業の経験シェアと、投資プラットフォームの促進を狙う。
この他、今年の輸入博では初めてデジタル技術を用いてオンライン国家展示を行い、参加国ごとにバーチャルリアリティー展示ブースを作った。画像や3Dモデリングなどでその国の発展や産業、文化や観光、代表企業などを展示し、居ながらにして各国の絶景やグルメなどを楽しめる。
積極的に展示会に参加している各国企業は、展示会における収穫だけではなく、中国市場全体のチャンスも見ている。2019年の初参加以来、資生堂は第3回輸入博から展示面積をほぼ倍に拡大しており、第6回輸入博までアサインを表明している。中国化粧品市場には巨大なポテンシャルがあり、新型コロナウイルスが世界中にまん延する中でも、中国はコロナウイルスをコントロールし、安定的に経済が回復している。ゆえに資生堂は中国での事業拡大の継続に確信を持っているという。
将来10年間のうちに中国の商品輸入額の累計は22兆ドル(約2500兆円)を超えると見込まれている。(c)People’s Daily/AFPBB News