【11月1日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間31日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は499万2831人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億4631万6520人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 30日には世界全体で新たに6238人の死亡と39万9027人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはロシアの1158人。次いでインド(446人)、ルーマニア(413人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに74万5670人が死亡、4595万3780人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は60万7694人、感染者数は2180万4094人。以降はインド(死者45万8186人、感染者3427万3300人)、メキシコ(死者28万8276人、感染者380万5765人)、ロシア(死者23万8538人、感染者851万3790人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの607人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(350人)、ブルガリア(344人)、北マケドニア(342人)、モンテネグロ(334人)、ハンガリー(318人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が152万594人(感染4591万865人)、欧州が139万7748人(感染7424万3239人)、アジアが87万642人(感染5582万1205人)、米国・カナダが77万4622人(感染4766万5908人)、アフリカが21万8102人(感染849万8740人)、中東が20万8332人(感染1391万9855人)、オセアニアが2791人(感染25万6714人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP