【10月31日 AFP】台湾の環境NPO「アジュール・アライアンス(Azure Alliance)」が、海の浮遊ごみ回収船「アジュール・ファイター(Azure Fighter)」を開発し、試作モデルを披露した。

 同団体の代表で開発チームを主導した陳思穎(Chen Szu-ying)氏は、回収船が海の掃除機になると期待できると語った。

 回収機は双胴船で、開発に4年をかけたという。台湾の沿岸部に多くある漁港を航行できるよう全長5メートル弱に設計されており、1日70キロの浮遊ごみを回収できる。

 陳氏は、次の試作モデルでは港湾内で浮遊ごみがたまっている場所を自動的に探知できるようにしたいとしている。

 映像は7、8月に取材したもの。(c)AFP