【10月31日 AFP】男子テニス、エルステ・バンク・オープン(Erste Bank Open 2021)は30日、シングルス準決勝が行われ、大会第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-3、6-3で18歳のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)を下し、決勝へ駒を進めた。

 アルカラスの快進撃を止めた世界4位のズベレフは、今季5度目の優勝を目指し、決勝で予選勝者のフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe、米国)と対戦する。ティアフォーは同日、第7シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)に3-6、7-5、6-2で逆転勝ちした。

 敗れたアルカラスは今大会、ATP 500では自身初の4強入りを果たし、大会の注目を集めた。

 準々決勝では第3シードのマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)を最終セットのタイブレークの末に破ったが、この日はズベレフに主導権を握られる中で対応できず、1時間8分で敗れた。(c)AFP