【10月30日 AFP】21-22フランス・リーグ1は29日、第12節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)の決勝点で昨季王者のリール(Lille OSC)に2-1で逆転勝ちした。

 キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が不在のPSGは、31分にジョナサン・デイヴィッド(Jonathan David)に先制点を許すと、リオネル・メッシ(Lionel Messi)はハーフタイムで途中交代。

 それでも74分、ディ・マリアのアシストからマルキーニョス(Marcos Aoas Correa “Marquinhos”)が同点ゴールを決めると、迎えた88分にはネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)のパスを受けたディ・マリアが今度は自らネットを揺らした。

 首位PSGはこれで2位ランス(RC Lens)との差を暫定10ポイントに広げたが、チームは再びまとまりに欠けた内容に終わり、マウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は依然として課題を残している。

 ホームで行われた直近のリーグ戦4試合で、PSGが終了間際の得点で逆転勝ちするのは3回目となった。ポチェッティーノ監督は試合後、「最高の形、最大の点差で勝ちを目指している。苦戦が多いのが現実だが、われわれがリーグ12戦で10勝しているのはまぐれではない」と述べた。

 前半でベンチに下がったメッシは、これがリーグ戦5試合目の出場だったがいまだ無得点で、8月の加入時には誰も予想していなかった数字となっている。(c)AFP/Andy SCOTT