【10月29日 CGTN Japanese】今年の第3四半期、世界における金の需要量が下落する中、中国では、金の消費と投資の需要が全面的に上昇しました。

 金の国際調査機関WGC=ワールド・ゴールド・カウンシルが28日に発表した報告書によりますと、第3四半期、世界における金の需要量は前の年の同じ時期に比べ7%減少しました。一方、中国では、ゴールド・ジュエリーなどの金製品の需要量は32%増の157トンに上り、コロナ発生前の水準に回復しました。それに伴って、第3四半期の金の輸入量は3倍増の228トンとなりました。

 中国における需要増加は、比較的価格が低いことと新製品の発表が主な要因とみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News