【10月29日 AFP】ラグビーニュージーランド代表のイアン・フォスター(Ian Foster)ヘッドコーチ(HC)は28日、英カーディフで30日に行われるウェールズ代表とのテストマッチに向けた先発メンバーを発表し、SOボーデン・バレット(Beauden Barrett)が通算100キャップ目を飾ることになった。

 2012年に初キャップを飾ってから輝かしい代表キャリアを送ってきた30歳のバレットは、これが自身8度目のウェールズ戦。オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)での100キャップ達成は史上11人目となる。

 フォスターHCは、「ボーデンや家族、このチーム、そしてチームのレガシーにとって非常に特別な瞬間」とコメントした。

「彼はこのチームで大切な役割を果たしており、重要なリーダー。オールブラックスの主将も経験し、今回のツアーでは副キャプテンを務める。フィールドの内外で大きな影響力を持っている」

 前週末の米国戦で104-14と大勝したニュージーランドは、これが欧州遠征の初戦。対ウェールズ戦では、1953年を最後に一度も敗れていない。

 ウェールズ戦に臨むニュージーランドの登録メンバーは以下の通り。

先発メンバー:ジョー・ムーディー(Joe Moody)、コディー・テイラー(Codie Taylor)、ネポ・ラウララ(Nepo Laulala)、ブロディー・レタリック(Brodie Retallick)、サム・ホワイトロック(Sam Whitelock)、イーサン・ブラックアダー(Ethan Blackadder)、ダルトン・パパリイ(Dalton Papalii)、アーディ・サベア(Ardie Savea)、TJ・ペレナラ(TJ Perenara)、ボーデン・バレット、リコ・イオアネ(Rieko Ioane)、デビッド・ハビリ(David Havili)、アントン・リエナートブラウン(Anton Lienert-Brown)、ウィル・ジョーダン(Will Jordan)、ジョーディー・バレット(Jordie Barrett

リザーブメンバー:サミソニ・タウケイアホ(Samisoni Taukei'aho)、カール・トゥイヌクアフェ(Karl Tu'inukuafe)、ティレル・ロマックス(Tyrel Lomax)、トゥポウ・バアイ(Tupou Vaa'i)、アキラ・イオアネ(Akira Ioane)、ブラッド・ウェバー(Brad Weber)、リッチー・モウンガ(Richie Mo'unga)、セブ・リース(Sevu Reece

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