【10月29日 AFP】男子テニス、エルステ・バンク・オープン(Erste Bank Open 2021)は28日、シングルス2回戦が行われ、予選勝者のフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe、米国)が大会第1シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)に3-6、6-3、6-4で勝利し、準々決勝に駒を進めた。

 世界ランキング49位のティアフォーは、最終セット0-3からの逆転で同3位のチチパスを撃破。今年はチチパスに対し、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)で勝利したものの、その後の東京五輪では敗れていたが、これで戦績を2勝1敗とした。

 23歳のティアフォーは次戦、ガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)を7-6(7-5)、4-6、6-2で下した第8シードのディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)と対戦する。

 また、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)はアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)を6-2、3-6、6-2で退け、ツアー通算300勝を達成。試合後、「間違いなく一つの大きな節目だ」と語った。(c)AFP