【10月29日 Xinhua News】米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)の中国法人、テスラ上海は25日、上海研究開発イノベーションセンターの運営開始を発表した。同センターはテスラが海外に設ける初の完成車研究開発センターで、同社の中国現地化が一歩前進したことを意味する。

 同センターには28の実験室があり、ハードウエアとソフトウエア、プロセス、技術の開発に重点を置く。中国市場でのアプリケーション適合と標準検査も担い、グローバルな人工知能(AI)機械学習に関連する研究開発にも加わる。

 計画によると、同センターは完成車や充電設備、エネルギー製品などを巡り、より多くのオリジナル開発を行う。米国の研究開発センターと同等規模の総合型研究開発センターへ発展させる。

 テスラ上海ギガファクトリー部品の現地化率は現在、86%に達している。(c)Xinhua News/AFPBB News