【10月28日 CGTN Japanese】中国の中央銀行である中国人民銀行の公式サイトによりますと、中国国務院の承認を得て、中国人民銀行はこのほど、日本銀行と中日二国間による通貨交換協定を延長しました。同協定の規模は2000億元(約3兆4000億円)で、有効期限は3年で、双方の同意により期限を延長できるということです。

 二国間通貨交換協定の要点はドルという第3の通貨を通さない決済をすることです。中日間の通貨交換は両国の通貨決済や二国間貿易の展開に有利だとみられています。

 中日両国は2002年に二国間の通貨交換協定に調印しました。2018年10月、当時の安倍晋三首相の中国訪問期間中、中日両国は5年ぶりに通貨交換協定に調印したということです。今年、二国間による通貨交換協定の延長は中日における金融安定の維持に役立ち、二国間経済や金融活動の発展を支持するものになるとされています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News