【10月30日 CGTN Japanese】27日に北京で開かれた2021OS(オペレーティングシステム)サミットで、中国が独自に開発した国産OS「銀河麒麟(Kylin OS)」の最新バージョンが発表されました。

 同日午前、中国製OS「銀河麒麟」は、バージョンアップした「V10SP1」版を発表しました。今回発表された「V10SP1」版は、前世代のバージョン「V10」に加え、新たにモバイルソフトとの融合が追加されて、携帯端末のアプリをパソコンに直接インストールして実行できるほか、セキュリティーも著しく向上しています。

 銀河麒麟はモバイル時代を迎えるOSで、PCだけでなく、Androidシステムにも対応しています。このOSには安全管理センターが設けられており、指紋や虹彩(瞳孔の周りの虹彩パターン)、静脈などの生体因子による認識をサポートしており、システムをより安全で信頼性の高いものにしています。

 先日打ち上げに成功した中国の有人宇宙船「神舟13号(Shenzhou-13)」が中国の宇宙ステーションで使用しているのも銀河麒麟OSです。有人宇宙ステーションでのミッションに使われているほか、すでに中国の火星探査、月探査プロジェクト、およびナビゲーションシステムの「北斗」プロジェクトにも使用されており、今後は金融、税関、エネルギーなど多くの分野で幅広く利用される見込みです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News