【10月28日 CGTN Japanese】中米貿易協議の中国側代表を務める劉鶴(Liu He)副総理が26日午前、イエレン米財務長官とテレビ会議形式で会談を行いました。今後、米国による建設的な働きかけがあるかどうかが注目されています。

 間もなく開催されるG20サミットや国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で議論される世界的な取り組みの多くは、中米が共同で推進していく必要性が強調されています。また、世界経済回復の新しいけん引力とされるデジタル経済も、中米協力の新しい契機となっています。 

 協議の中で、中国側は米国による追加関税と制裁の撤回や中国企業への公平な待遇を要求しました。現在、米国は500品目を超える中国輸入品に課されている制裁関税の適用除外措置の再開について意見公募を始めました。中国は米国が建設的な一歩を踏み出すことに期待を寄せています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News