【10月31日 CGTN Japanese】中国国家薬品監督管理局が26日に明らかにしたところによりますと、世界保健機関(WHO)は、中国のバイオ医薬品企業「厦門万泰滄海生物技術(アモイ・イノバックス・バイオテック)」が生産した2価HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン「馨可寧(Cecolin)」が、WHOの事前資格審査ステータスを獲得し、国連システムの調達対象になったと発表しました。

「馨可寧(16型、18型)」は注射用ワクチンで、2~8℃の貯蔵条件下での有効期間は24カ月です。同ワクチンはWHOの事前資格審査ステータスを獲得した6番目の中国製ワクチンとなりました。

「馨可寧」は、アモイ・イノバックス・バイオテックとアモイ大学が共同開発したもので、知的財産権を持つ革新的なワクチンです。2019年12月30日に中国国家薬品監督管理局から承認され、薬品登録承認書を取得し、2020年5月から中国国内(香港・マカオ・台湾地区を除く)で市販されている、初の国産子宮頸がんワクチンです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News