【10月27日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督は26日、「エル・クラシコ(El Clasico)」に敗れた後、本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)の周りでファンに罵倒されたと明かし、そうした人々は「モラルや価値観というものを知らない」と述べた。

 24日に宿敵レアル・マドリード(Real Madrid)に1-2で敗れた後、車でスタジアムを後にしようとしたクーマン監督は、ファンの集団に行く手をふさがれると、罵声を浴びせられたり愛車を蹴られたりした。

 バルセロナは同日に公開した発表文の中で、1991-92シーズンのヨーロピアンカップ(European Cup)決勝で決勝点をマークしたクラブのレジェンドでもあるクーマン監督に対する「暴力的かつ侮辱的な行動」を非難した。

 記者会見に臨んだクーマン監督は「解決策はないと思う」と話した上で、「私にとってこれは社会問題。彼らは教育の面で問題があり、モラルや価値観というものを知らない」と続けた。

「だが、0-2とリードされているときでさえピッチ上の雰囲気は正反対なものだったから、そうした人々に目を向けすぎるべきじゃない」

 クーマン監督はまた、「怖くはなかった。『車から降りよう』と言ったりもしたが、そうしなくて良かった。人々が満足していないことは理解しているが、こうなるとは思っていない」と語った。

 レアルに敗れ9位に転落したバルセロナは、27日に行われる好調ラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)とのアウェーゲームを前に、首位との勝ち点差が6にまで広がった。

 夏の移籍市場で35歳のFWラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)を獲得し、昇格組ながら8位につけているラージョについて、クーマン監督は「彼らの調子は上向き。アグレッシブで、素晴らしい形でシーズンをスタートさせている」と述べた。(c)AFP