【10月26日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間26日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は495万2390人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億4397万2710人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 25日には世界全体で新たに6087人の死亡と38万5676人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1371人。次いでロシア(1106人)、ウクライナ(734人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに73万7316人が死亡、4554万5583人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は60万5804人、感染者数は2173万5560人。以降はインド(死者45万5068人、感染者3420万2202人)、メキシコ(死者28万6496人、感染者378万4448人)、ロシア(死者23万2775人、感染者831万6019人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの607人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(347人)、北マケドニア(339人)、ブルガリア(332人)、モンテネグロ(330人)、ハンガリー(316人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が151万5695人(感染4575万4384人)、欧州が137万9401人(感染7285万7142人)、アジアが86万4488人(感染5555万2795人)、米国・カナダが76万6071人(感染4724万4449人)、アフリカが21万7101人(感染847万4562人)、中東が20万6950人(感染1384万3796人)、オセアニアが2684人(感染24万5582人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP