【10月26日 CGTN Japanese】中国国家林業・草原局はこのほど、チベット高原に生息するヒョウの個体群が中国現存最大規模の個体群だと発表しました。

 カメラに捉えられたのは、絶滅危惧種と位置付けられたヒョウの個体群で、華北ヒョウという亜種だそうです。

 20世紀後半から、中国のヒョウの数は急激に減少し、記録上、ヒョウは一部の限られた地域でしか生息していません。希望が見えたのは2013年、チベット自治区(Tibet Autonomous Region)昌都市洛隆県の地元住民のヒョウ目撃が報告されたことです。その後、長年にわたる研究と観察を行った結果、このほど国家林業・草原局が洛隆県に生息するヒョウの個体群が中国現存最大規模の個体群であると発表しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News