【10月26日 AFP】米競売大手サザビーズ(Sotheby’s)は24日、同国プロバスケットボール(NBA)のレジェンド、マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏が現役時代に着用したシューズが、実際に試合で使用された靴としては史上最高額の約150万ドル(約1億7000万円)で落札されたと発表した。

【写真】昨年8月、6600万円で落札された本人着用のエアジョーダン

 落札されたのは米スポーツ用品大手ナイキ(Nike)の赤と白のエアシップ(Air Ship)。ジョーダン氏がシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)でのルーキーシーズン5試合目で着用した赤と白のシューズで、同氏のサインが入っている。

 エアシップは人気バスケットボールシューズから世界的需要を誇るストリートウエアになったエアジョーダン(Air Jordan)が登場する前のモデル。ジョーダン氏は、エアジョーダンの原型となったとされる同モデルを1984〜85年、変更版の同モデルを86年に着用した。

 サザビーズはツイッター(Twitter)で、「オークション史上最も価値のあるスニーカーである、マイケル・ジョーダンが1984年からレギュラーシーズンの試合で着用したナイキエアシップが、ラスベガス(Las Vegas)で開催されたラグジュアリーセールで147万2000ドル(約1億6700万円)で落札された」と発表している。

 これまでの最高額は、2020年8月に英競売大手クリスティーズ(Christie’s)で61万5000ドル(当時約6600万円)で落札されたエアジョーダンだったが、今回その記録を大きく更新した。

 映像はオークションの様子。サザビーズより25日提供。(c)AFP