【10月25日 CGTN Japanese】10日間にわたる2022年中国国家公務員試験(国考)の申込期間が10月24日終了しました。申込者数は202万人を超え、そのうち183万人余りが資格審査を通過し、前年より52万人増え、過去最多となりました。

 平均競争率は60倍を超えています。チベット自治区(Tibet Autonomous Region)郵政管理局アリ地区郵政管理局一級主任科員以下の職位は、制限や条件が少なかったことから、競争率は1万9236倍と国考史上最高となりました。首都・北京は、全国でも申込者が多く、資格審査通過者が多く、競争率が高い地域で、競争率は103倍となっています。

 今年の国考の募集枠は1万6745の職位に3万1242人。前年から5516人(21.4%)増えて初めて3万人を突破しました。募集枠の拡大が申込者数の激増につながったとみられています。

 一方、人気の高い職位とは対照的に、127の職位157人の募集枠では申込者がゼロとなりました。申込者がゼロだった職位は、消防局や統計局調査隊、鉄道警察などに集中しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News