【10月25日 CGTN Japanese】24日、中国国務院新型コロナウイルス感染予防・抑制対策本部は記者会見を開き、10月17日から中国国内で報告された新型コロナウイルスの新規感染例は13の団体ツアーやマイカー旅行客に及び、10月24日午前0時までに、133人の感染が報告され、そのうち106人は団体ツアーに関連するクラスターだったと発表しました。

 中国国家衛生健康委員会疾病予防管理局の呉良(Wu Liang)副局長によりますと、感染経路の調査とウイルスの遺伝子解析結果では、今回のクラスターはデルタ変異株による感染で、国外からの感染源によって引き起こされた可能性が高いということです。

 また、中国国家衛生健康委員会の米鋒(Mi Feng)報道官は、「海外では感染拡大が続く中、季節性の呼吸器感染症も重なり、国内での感染リスクはなお高まっている。17日からの1週間、国内の複数の地域で感染例が報告されており、すでに11の省・自治区・直轄市に及んでいる」と明らかにしました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News